健康課題の指標である生活習慣病のリスク4要素全てにおいて対前年比と比較し全項目減少となった。
(肥満度-3.1% 高血圧-19.4% 血中脂質-4.3% 血糖-10.3%)
特に高血圧者及び高血糖者の比率は大幅に改善しコロナ前の水準に戻りつつある。生活環境が平常化されつつあることも要因の一つと考えられるが、昨今の物価高騰による影響で食控え現状が発生している可能性も有るため、継続した観察とコミュニケーションによる情報収集が必要。
特定保健指導実施率は、初回100%を維持しているものの、継続率が60%に留まっている。 また、要診療・要精密検査 受診率は27.2%と改善されたが目標達成にはさらなる改善が必要となった。これらの課題を解決する為、産業医との連携を深め今後の施策を再検討して参ります。
肩こり腰痛など、傷病リスク低減として従来から実施しているラジオ体操を、就業時間内に変更することにより体操参加者も10%程度から90%まで上げることができ、またストレッチ講習等によるリテラシー向上も寄与し一定のリスク低減効果が表れている。
社員アンケートより1回30分以上の軽く汗かく運動を週2日以上、1年以上実施している者の割合は県内平均よりも-8%と低く、運動の機会を促進する社内事業や社外活動補助も含め推進して参ります。
また、全国的に労働災害の要因として最も多い『転倒と動作の反動・無理な動作』の未然予防として2023年度より、全社員に歩行姿勢計測とストレッチ体操を開始致します。